凍頂烏龍茶の特長はなんといってもその独特の「味、色、かおり」ですが、古来中国では「丁寧に入れた」お茶の事を「工夫茶」とよぶ風習があります。
日本の茶道にも似た一定の手順をおってお茶を抽出し、味を楽しむだけではなく、「作法」からもお茶を楽しんでいるということがうかがえる言葉です。
お買い求め頂いた吉芳茶荘の凍頂烏龍茶。ぜひお友達と、ご家族と、大切な人と、おしゃべりをしながら、入れてるときから始まっている「やわらかなひととき」を心ゆくまでお楽しみ下さい。(堅苦しく書きましたが、入れ方はカンタンですよ。)

各画像はクリックしていただきますと、拡大図を表示するようになっております。

お茶の入れ方1
まずはじめに、茶壷(急須)に沸騰した湯を注いで温めましょう。

美味しく入れるポイント!
お湯はよく沸騰したものを用意しましょう。温度はお茶の種類によって異なりますが、発酵度が比較的高い凍頂烏龍茶は95度以上がよいとされています。
きゅうすなど、食器は陶器のものを用意しましょう。香りが残るのでさらに美味しく入れる事ができます。
お茶の入れ方2
続いて茶壷に注いだ湯を茶海(ピッチャ−)へ注ぎかえて、茶海を温めましょう。
お茶の入れ方3
次にそのお湯を聞香杯(背の高い器)へ注ぎ、、、
お茶の入れ方4
お茶の入れ方5
お茶の入れ方6
お茶の入れ方7
お茶の入れ方8
お茶の入れ方9
お茶の入れ方10
お茶の入れ方11
お茶の入れ方12
お茶の入れ方13
お茶の入れ方14
お茶の入れ方15
さらに茶杯(背の低い器)へと注ぎ替え、次々と茶器を温めます。
次に茶壷に茶葉を入れます。
茶葉の量 は、ティースプーンに山盛り一杯が1人分のめやすとなります。
茶葉が入った茶壷に沸騰したお湯をそそぎます。お湯は茶壷いっぱいになるまで入れてください。出来るだけ高い位置から湯を注ぐ

美味しく入れるポイント!
沸騰したお湯は茶壷の中で茶葉がよく動くよう、できるだけ高い位置から注ぎましょう。
お湯を入れ終わったら、あくを茶匙で取り除きます。
応用:あくの取り除き方は茶匙がない場合、茶壷のふたでも代用できます。ふちから横へスライドさせるようにすべらせ、ゆっくりとふたを閉めてください。
茶壷の内側と外側の温度差をなくす為、蓋をした上からお湯を注ぎます。

美味しく入れるポイント!
日本ではあまりなじみのない行為ですが、こうすることによって急須の中の茶葉の味を十分に引き出すことができるのです。
お茶を抽出している最中に、温めておいた茶器の湯を茶盤に捨てます。

美味しく入れるポイント!
紅茶や珈琲などでもそうですが、それぞれの器は「あたためながら」がポイントです。
1分程たちましたら、茶壷の茶を茶海に最後の一滴まで全て注ぎうつします。(注ぐ時は、味と香りを逃さない為に、低い位 置から)

美味しく入れるポイント!
注ぎ移すさいには凍頂烏龍茶の味とかおりを逃さないために、なるべく低い位置から、最後の一滴まで注ぎ移すのがポイントです。
茶海へ移し終わったら、茶壷の蓋は外しておきます。(茶葉が蒸れて、味と香りを損なわない為

美味しく入れるポイント!
これは茶葉が無駄に蒸れて、味とかおりを損なわないようにするためです。
次に茶海から温めておいた聞香杯に抽出したお茶を注ぎます。
聞香杯に移したお茶を、さらにそのまますぐ茶杯に移します。
ここでまず、空になった聞香杯にうつった凍頂烏龍茶の香りを楽しみます。そして最後に茶杯にみたされているお茶をどうぞ。他の烏龍茶では味わう事の出来ない、やわらかな 「味、色、かおり」を心行くまでお楽しみ下さい。

まめ知識:不思議な事に、聞香杯のかおりは2煎目、3煎目と微妙に変わります。入れなおすつどに、そのかおりをお楽しみ下さい。